更年期は血のめぐりが悪くなる

更年期になると、体内では血のめぐりが悪くなるという症状が起こります。

血液というのは常に体内をめぐっているものですが、常にスムーズに流れているわけではありません。

糖分や油分を多く摂るとコレステロール値が高くなりますし、便秘によって有毒物質が発生すると血中に取り込まれるので、血液がドロドロになって流れが悪くなります。

そして、更年期が始まると女性ホルモンの分泌量が減少するのですが、女性ホルモンには血中の脂質を下げるという働きがあります。

つまり更年期に入って女性ホルモンが減ることで脂質が下がらなくなり、血液をドロドロにして流れを悪くしてしまうのです。

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また、女性ホルモンのバランスが乱れると、自律神経のバランスも崩れてしまいます。

自律神経は交感神経と副交感神経から成り立っていて、交感神経は血管の収縮を促して血液の流れを促進し、副交感神経は血管を拡張して血液の流れを穏やかにします。

この2つの神経がバランスよく働くことで血液の流れをコントロールしているのですが、自律神経が乱れると交感神経の働きが活発になりすぎてしまいます。

すると、血管の収縮が激しくなりすぎて、逆に血液の流れを乱します。

逆に副交感神経が活発になると、血中に顆粒球という物質が過剰に作られてしまいます。

顆粒球は働きを終えると活性酸素を発生させるので、血中にはどんどん活性酸素が増えて血液の流れを悪くします。

血液は栄養や酸素を細胞に運んで健康な体を維持させる大切な役割を持っていますが、更年期はこの大事な血のめぐりが悪くなるので、さまざまな不調が起こるのですね。