更年期障害の検査とは

更年期障害は、単に症状が現れたからといって、それだけで診断されるわけではありません。

更年期障害と同じ症状であっても他の病気が起こっているかもしれませんし、原因も女性ホルモンの減少だけではなくストレスや疲労の場合もあります。

適切な治療をするには原因や病気を正確に調べなくてはいけないので、あらゆる検査を行います。

まず最初は問診と内診を行います。

これはどこの科でも共通していることで、生活の状態や症状などをカウンセリングして、必要があればお腹や子宮などを触診したり内診します。

次に、血液検査で血液内の女性ホルモンの濃度を調べます。

更年期には女性ホルモンの濃度が減少しますから、血液検査で更年期に一致するかどうかを確認します。

ただし他の病気がないかも調べなくてはいけないので、超音波検査や細胞検査も行います。

超音波検査は、下腹部に超音波を当てて返ってきたエコーを画像化して、子宮や卵巣の状態を確認する検査です。

画像の説明

細胞検査は、子宮頚部から細胞を切り取ってガン化していないか、異常細胞になっていないかを確かめます。

このように子宮や卵巣を細かく検査をするのは除外診断といいます。

病気がないことが分かれば、体や心に現れる症状が更年期障害によるものという判断ができるので、他の病気の検査も行うのですね。

ですが、更年期障害の診断でもっとも重要となるのは、検査を受ける人の情報です。

最終月経の日付、病歴、どのような症状が起こるかなどを正確に知ることで正しい診断や必要な検査ができますから、メモなどに残しておいて検査の時に活用しましょう。